幼稚園
「子どもが、自分がやりたいことを見つけ、主体的に人やもの、環境に関わって遊びに取り組んでいく」ことを重視し、自ら考え行動しようとする姿勢を育もうとしている。子どもの姿を省察することを大切にしながら、「子どもの内にある感受性を探る」というテーマで研究に取り組んでいる。
小学校
子ども一人ひとりが自ら主体的に学ぶための学習のあり方を、「個の尊重」と「協働(協同)」の視点から探究し続けるという本校の研究のもと、自学においては、子どもの興味や好奇心に基づき、学び方を身に付け、探究心を養うこと、また自分を見つけ、自分を育てることを目標としている。基本的には個の学びではあるが、発表会など他者と関わる場面を適宜設けることで、自分の探究をより深めていけるようにしている。
中学校
自ら設定したテーマを追究する「自主研究」を行っている。1年は興味・関心の掘り起こしや探究の基礎を学ぶゼミ学習を充実させている。2年から3年では課題設定→課題追究→発表を繰り返し、新教科「コミュニケーション・デザイン」科の成果も活かして多様なテーマを追究する生徒を支援している。3年ではビジュアル化した「凝縮ポートフォリオ」を用いて研究過程を発表する場を作っている。
高等学校
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)として、科学の視点を重視した課題研究を推進している。幼・小・中から培われた自主・自学の積み上げを活かしながら、確かな学力、豊かな教養を土台に、科学的探究力と豊かな発想で、他者と未来を共創する人材の育成を目指している。
大学・高大連携
附属校園出身者で、本大学に進学または卒業した関係者を対象に質問紙調査を行った。中学・高校で取り組んだ自主研究や課題研究の学びが大学および社会でどのように活用されているか、分析中である。