小中高の視点から算数・数学の授業をつくる~統計的問題解決力の育成に向けて~
お茶の水女子大学の特色のひとつとして、大学及び附属学校園が同一キャンパスにあり、距離的には教員同士が集まりやすい環境にあります。とはいっても、時間的には大学、附属学校それぞれの時程があり、皆多忙であり、時間調整は大変です。そこで、十年程前から部会を立てて、予め毎月1回ずつ部会を開けるように毎年の年度初めに日程を決め、連携研究を進めています。
算数・数学部会では、各教員の授業実践や試験問題、学習指導上の問題など、さまざまな情報交換、議論をしてきましたが、平成28,29年度あたりは、統計教育に焦点を当てて、重点的に議論しています。その成果として、附属学校に関わる教員の、統計教育等についての授業実践、情報交換や議論した結果をもとに書籍を2018年2月に発刊しました。そこには、教育課程全般に渡ること、小学校、中学校、高等学校での授業実践と校種間の接続への留意点が含まれています。本研究が統計教育の現場で役立つことを願っています。
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算数・数学部会
E-mail:ml-renken-math@cc.ocha.ac.jp